施工前の写真ではカーテンがあるため、ちょっと分かりずらいかもしれませんが、コーナー部分には元々柱が立っているパターンのコーナー窓です。もともと柱があるで内窓用の柱を立てる必要がなく、比較的シンプルに取付が可能です。
このコーナー窓の右側は普通(均等割付)の2枚の引違い窓ですが、左側は変則の2枚引違い窓になっていました。
変則(左右の戸の幅が違う)窓はよくありますが、幅がかなり違う場合は、お掃除がしにくくなるため、今回のように均等の割り付けで引違い仕様にすることは良くあります。
※内窓も外窓と同じように変則の割り付けが出来ます。ただし、内窓の大きい戸を外さないと外窓のガラスに手が届かず拭き上げが出来ない場合が多いため、均等の割り付けにする場合が多いです。しかし、視界の確保を優先して外窓と同じような割付にされる方もいらっしゃいます。
コーナー窓にドアが連続している窓です。比較的マンションにはありがちなパターンです。多くのお客様が内窓(二重サッシ)の取り付けが難しいだろうと思っていらっしゃるパターンですが、弊社では問題なく取り付けが可能です。
左記写真の例は元々が引違い窓+固定のコーナー窓+ドアという構成です。この形に合わせて内窓(二重サッシ)を取り付けることも可能ですが、パーツが増えてお値段が高くなりがちです。そこで、施工後写真のように2枚の引違い窓+1枚の固定窓+ドアというシンプルな構成で対策させて頂きました。よって外窓と内窓の枠の縦ラインが一部合わなくなりますが、価格重視でしたらこのパターンがお奨めです。ちなみにパーツも少ないので隙間が出来にくくなり、防音性能にも有利です。製品は内窓プラストで色がヒーリンググレーというプラスト独自の色です。一般的なお部屋においては主張の少ない色なので、どんな色合いのお部屋にも無難に合う落ち着いた色です。
このコーナー窓の例は比較的珍しいケースです。
何が珍しいかと言いますと、内側に出っ張ってくるようなコーナー窓は珍しいのです。
通常は外側に出っ張ります。
でも取り付けは可能です。
この窓は左がFIX(固定)窓、右が引違い窓です。
また、FIX窓部分の木枠奥行は5cm程度と、ちょっと少ないです。
でも、内窓プラストなら大丈夫です。
奥行の少ない部分はKR型という幅53ミリのタイプを採用すれば、増し枠(ふかし枠)も必要ありません。
左の写真は完成後の写真です。
もともとのコーナー支柱がかなり太いので、これに合わせて内窓のコーナー方立(柱)もかなり太くなりましたが、FIX(固定窓)+引違い窓の構成は同じになっています。
もちろん、クレセント(鍵)干渉もありません。
ちなみに、外窓の枠が見えても良ければコーナー方立(柱)はもっと細くすることが可能です。
お客様の好みに合わせて対応させて頂きます。